こんにちは。
最近はベージュ系のカラーがお客様ウケいいので、
「きれいにベージュ系カラーを染めるコツ」を書いておきます。自分自身の覚書としても。
結論から言うと、ベージュ系カラーの配合を作るとき、ベージュになるであろう配合に僕だったらオレンジ味を少し加えます。
この記事を見るとこんなことがわかります。
- ベージュ系カラーをするときにオレンジ味を使う理由
- オレンジを使うときの配合比率
結果としてミルクティカラーとか、チョコレートカラーと呼ばれるカラーリングをマスターできるかなと思います。
また、自分自身の技術への理解に深みを持たせるために書いています。
ミルクティ、チョコレートカラーをきれいに染めるコツ
前提として、「透明感がある柔らか印象なクリーミーベージュを作るとき」として書いていきます。
まずはブリーチはしっかりなるべく均一にしておきましょう。
ムラがあると、リフトしきっていない部分の色が微妙です。
もちろんブリーチの回数は人により異なります。僕だったら必ずケアブリーチです。艶感結構変わります。
「カラー剤の配合」主に使用しているカラー剤はウエラ イルミナカラーです
サファリ:オーシャン:オーキッド(3:1:1)
↑これを基本の型とし、ベージュを作ります。
僕がここに入れるのはフィヨーレ O7またはO10
これによってきれいにまろやかなベージュができます。
オレンジ味を入れる理由
イルミナカラーに限らずですが、
ベージュ系のカラーを作る時にブラウンとアッシュとラベンダーを使うんですけど、
青みや緑によってしまいがちなパターンってありませんか?
かと言って、アッシュやラベンダーの配合を薄くすると、アンダーの黄色味やオレンジ味を抑えきれないパターンがあったり。
結局アッシュもラベンダーも大事なんですけど、あまりそれらを主張させないためにオレンジを入れてます。
ミルクティー系の場合はオレンジ味
アッシュの主張を少し抑えてやるとまろやかクリーミーな色になって良いなと思いました。
色落ちに関しても余計なオレンジが残ったりもしないのでクリーミーなまま明度が上がっていく感じです。
オレンジを使用するときの配合比率
配合比率は上記の配合に+5%-15%を配合します。
これは、お客様のブリーチの抜け具合で決めてます。
抜けが良かった時ほど配合料を多くしてます。
ベースが明るいほどアッシュの主張が多くなってくるからですね。
今日の覚書は以上です。